飛び込み寺内、すぐに筋力衰えるわけではない…馬淵崇英コーチ

飛び込み日本代表の合宿で練習する寺内
飛び込み日本代表の合宿で練習する寺内

 男子シンクロ板飛び込みと3メートル板飛び込みの2種目で五輪代表に決まっている寺内健(ミキハウス)らを指導する馬淵崇英コーチ(JSS宝塚)は「延期は想定していたが、今年の夏に照準を合わせてきたので、一瞬がっくりした」と率直な思いを吐露。6度目の五輪出場となる寺内について「健は来年41歳になるが、筋力もあり、培ってきた技術がすぐに衰えるわけではない。五輪まで準備できる時間ができたと前向きにとらえたい」と話した。

 教え子の一人で、女子高飛び込み五輪代表の荒井祭里は19歳。「まだまだこれから伸びていく選手。動揺せず落ち着いて練習していけば大丈夫と伝えたい」。

 さらに、「五輪がいつ開催されるかわからないが、選手たちがモチベーションを維持できるようコーチとしてサポートしていきたい」と決意を口にした。

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