浪速風

新聞を若者に読んでもらう策は高校生に学ぶ

うすうす分かっていても、はっきりと数字を突きつけられるとツライものだ。「家族を含め新聞を購読していますか」との問いに76%以上が「いいえ」と答えた。21日付の大阪夕刊1面、大学生へのアンケート結果である。さらに日常的に新聞を読む学生はわずか11・1%だった

▶とはいえ「最近の学生は」と憤慨するわけにもいかない。数十年前に大学生だったけれど、テレビ欄以外の記事を読み始めたのは就職活動を始めてからだ。それでも朝の食卓には新聞が置いてあり、その風景は生活の一部だった。では今、新聞を読まない理由はというと「読む習慣がないから」だそうである 

▶昔、苦しい生活費の中から新聞代を分割して届ける人がいたと聞いたことがある。口幅ったいが、新聞を読むことがステータスだった時代もあった。解決策の提言は、SNSの予定通知機能を使って読むことを習慣づけるよう促してはどうかというもの。生徒の卒業論文とは、これまたうれしい。