アフリカ水牛、サル、ライオン…「群れ」で見ると違いが分かる 群馬サファリパーク

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FIGHT9 生きもの巡り

 自然の状態に近いサファリパークでは、群れで暮らす動物たちが多く、さまざまな行動を見せてくれます。例えば出産や子育て。動物によって意外と異なるのです。

 アフリカ水牛の群れは、子供を中心にして周囲を大人たちが守るように横になって休みます。大きくなるにつれて子供たちだけで遊ぶようになります。ところが同じ牛の仲間のアメリカバイソンは、群れで子供を守る行動があまり見られません。森林に生きるゆえの習性とみられ、子供は見つかりにくい場所に置き、親だけが食事に出かけます。

 ニホンザルの子育ては、生まれたての子ザルが母親にしがみつくように離れない様子を大人の雄が優しく見守るといったものですが、子ザルも1歳くらいになると親から離れ子供同士で群れて、遊び始めます。その様子はまるで幼稚園ですが、ひとたび異変を感じると、一目散に親の元へ駆け寄っていきます。

 ネコ科のトラは単独生活で、群れは作りません。トラゾーンに行くと、1頭1頭が離れて過ごす姿を見ることができます。しかしライオンは違います。ネコ科に属しながら唯一、プライドという群れを作ります。草原で暮らすライオンは、狩りや縄張り保持のために群れを必要とするようで、子育てはシカのようにブッシュの中に簡単な巣を作って行います。

 ライオンゾーンでは、いくつかの群れが一緒にくつろいでいる様子が見られます。しかも雄と雌の群れ、あるいは若い個体の群れとさまざまで、アフリカ水牛やニホンザルの群れのように、子供を中心にとは限らないのです。

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