大阪・守口の小6男児、同級生に10万円渡す 市教委が第三者委設置へ

 大阪府守口市立小学校の6年生男子児童が昨年5~7月、同級生ら7人から現金を繰り返し要求され、計10万円以上を渡していたことが13日、市教育委員会への取材でわかった。市教委は、いじめ防止対策推進法に基づく「重大事案」にあたるとして第三者委員会を設置し、調査する方針。

 市教委によると、男子児童は昨年5~7月の放課後や夏休み中、市内の商業施設や公園などで同級生の男子児童7人から「金ちょうだい」などと金銭を要求され、自宅から現金を持ち出して各児童に1~3回ずつ、延べ14回にわたって渡した。1人当たり2千円~2万5千円で、少なくとも10万7500円以上に上るという。

 同年7月、加害児童が多額の現金を持っていることに保護者が気づいて学校に相談、学校側の聞き取り調査で発覚した。被害児童は同年9月から別室登校を行っていたが10月からは不登校となっており、今月卒業予定という。

 加害者側の保護者らは謝罪し返金を申し出ているが、被害者側は授受金額が数千円少なく、「くれへんかったら縁切ったり、殴ったりするぞ」などと脅されたと主張。さらなる調査を求め、返金を拒否しているという。市教委は「事実関係の再調査を進め、被害児童のケアに努めたい」としている。