警察庁は12日、東京五輪・パラリンピックで選手や大会関係者の車両が通る「専用レーン」と「優先レーン」を示す青地の道路標識を正式決定し、車に貼るピンク地のステッカーを公表した。
同庁によると、道路標識とステッカーはいずれも「TOKYO2020」と表記。ステッカーは組織委員会や警察が交付し、選手の移動や荷物の運搬に使う車の前後に貼り、一般車と判別できるようにする。
専用、優先レーンは7~9月の期間限定で東京都と千葉県に設けられる。関係車両だけが通れるレーンは「専用 ONLY」、関係車両に道を譲らなければならないレーンは「優先 Priority」と併記する。普通車の違反点数は1点、反則金は6千円。