日銀、保有ETF含み損も 「1万9500円割れで」 - 産経ニュース

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日銀、保有ETF含み損も 「1万9500円割れで」

日銀本店=東京都中央区
日銀本店=東京都中央区

 日銀の黒田東彦総裁は10日の参院財政金融委員会で、日銀が保有している上場投資信託(ETF)について、日経平均株価が1万9500円程度を割り込むと時価が購入時の価格を下回る「含み損」が生じるとの試算を明らかにした。国民民主党の大塚耕平氏への答弁。

 日銀は金融政策の一環でETFを買い入れており、昨年9月末時点で約27兆円分を保有。大幅な株安は日銀の財務悪化につながる恐れがある。

 黒田氏は委員会で、含み損が生じる平均株価は「昨年9月末時点で機械的に計算すると1万9000円程度」と説明。昨年10月以降の株価上昇局面で新たに2兆442億円購入したため、分岐点となる水準が「500円程度切り上がっている可能性がある」と述べた。