群馬 聖火ランナーの走行市町村公表 ラグビー・堀江選手は太田、猪谷さんは前橋 井森さんは富岡

堀江翔太(撮影・桐原正道)
堀江翔太(撮影・桐原正道)

 群馬県内で31日と4月1日に行われる2020年東京五輪の聖火リレーで、県は9日、県実行委員会推薦のランナー44人の走行市町村を発表した。ラグビートップリーグのパナソニックに所属し、昨年のW杯で活躍した堀江翔太選手(34)は練習拠点がある太田市を31日に走ることが決まった。

 聖火リレーでは12~88歳の県ゆかりの人たちが15市町村の計35・1キロのルートを駆け抜け、草津温泉(草津町)や国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産、富岡製糸場(富岡市)など県の魅力を内外に発信する。

 県によると、1日目の31日は堀江選手のほか、国際オリンピック委員会(IOC)名誉委員の猪谷千春さん(88)が名誉顧問を務める前橋市を、エッセイストとしても知られる青森大学副学長の見城美枝子さん(74)が出身地の館林市をそれぞれ走る。

 2日目の4月1日は、東京パラリンピック陸上代表に内定している唐沢剣也選手(25)=県社会福祉事業団=が出身地の渋川市を走行。

 また、群馬のPRランナーとして、いずれもタレントでぐんま大使の中山秀征さん(52)=藤岡市出身=が高崎市、井森美幸さん(51)=下仁田町出身=が富岡市をそれぞれ走る。

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