浪速風

ウグイス嬢の報酬に見る政治家の当たり前

1日1万5000円でもなかなかのものだと思うが、世間の相場は違うのだろうか。アルバイト料である。学生時代、最も割のいいのは家庭教師で、それでも1カ月でせいぜい2万円ほどだった。気になるウグイス嬢と呼ばれる美声の皆さんへの報酬である

▶自民党、河井案里参院議員の秘書が公選法違反(買収)の疑いで逮捕された。選挙カーでアナウンスをする車上運動員に、法定上限を超えてその倍額を払っていたというから驚く。なんと1日3万円。うらやましい限りだが、選挙に金がかかるといわれるのもこういうことかと改めて納得した

▶集まりにくい仕事なので高額になりがちだというが、はたしてそうか。もっと言えば、本当に必要か? 天邪鬼ゆえ、選挙になると名前を連呼して騒がしい候補より、普段から町に溶け込み、辻立ちなどで気軽に話ができる候補に入れたくなる。センセイ方の当たり前は、われわれの非常識である。