五輪聖火到着式も規模縮小 子供は参加見送り

防衛省=東京都新宿区
防衛省=東京都新宿区

 宮城県東松島市の航空自衛隊松島基地で20日に予定されている東京五輪聖火到着式について、大会組織委員会が新型コロナウイルスの感染拡大を受けて規模を大幅に縮小する方針を固めたことが3日、分かった。地元自治体と調整を進めており、参加者を組織委などの関係者に限定し、子供や一般観客の参加を見送る計画。東京五輪・パラリンピック関連の大会や行事で中止・延期が相次ぐ中で、開幕に向けた象徴的な行事にまで影響が出始めた。

 組織委は聖火リレーの基本方針に、ランナーらに対して検温や健康状態チェックの実施を盛り込んだことも判明。各都道府県での具体的な実施方法は1週間前までに決定する方向で、セレモニーでの観客の入場制限などを実施する可能性があるとした。

 20日に航空自衛隊松島基地で実施される到着式について、当初は1千人規模で、ギリシャから聖火を運んだ特別輸送機を出迎える予定だったが、式典参加者は地元自治体、政府の関係者らに絞り、4分の1以下にまで縮小される見通し。招待する予定だった地元の小学生ら約200人は不参加になるという。

 一方、組織委は、到着式に続いて26日に実施されるサッカー施設「Jヴィレッジ」(福島県楢葉町、広野町)での聖火リレー出発式典についても参加者の絞り込みなどを検討している。

 新型コロナウイルスの感染拡大をめぐっては、2~3月開催予定の五輪・パラリンピックのテスト大会の規模が縮小されるなど影響が多方面に及んでいる。こうした中で、橋本聖子五輪相は3日の参院予算委員会で、東京大会の開催可否の判断期限について「5月末が(国際オリンピック委員会=IOC=の判断の)大きな基準になっているのかとも思う」と発言した。

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