新型肺炎 PCR検査、全国調査へ 医師会が不適切事例把握

 日本医師会は26日、新型コロナウイルスを高精度で検出するPCR検査をめぐり、医師が必要と判断したのに検査に結び付かないといった不適切事例がないかどうか、全国調査する方針を明らかにした。

 都道府県の医師会を通じて情報を集め、国に改善を求める。釜萢敏常任理事は記者会見で「国と情報共有し、是正措置を講じていくことが必要だ」と指摘した。

 検査は国立感染症研究所(東京)や各地の検疫所、地方衛生研究所で実施。政府は民間検査会社や大学などにも協力を呼びかけ、1日3千件超の検査が可能な態勢を整えたとしている。

 しかし、加藤勝信厚生労働相は26日の衆院予算委員会で、実際の検査件数は1日平均約900件であることを明らかにした。釜萢氏は「医者は必要だと思うものを検査に回している。(現場ニーズとの)ギャップがあり、増やさないといけない」と強調した。

会員限定記事会員サービス詳細