グレコ60キロ級五輪代表、文田が貫禄のV アジア選手権

男子グレコローマン60キロ級準決勝 ウズベキスタン選手(上)を攻める文田健一郎=ニューデリー(共同)
男子グレコローマン60キロ級準決勝 ウズベキスタン選手(上)を攻める文田健一郎=ニューデリー(共同)

 【ニューデリー=岡野祐己】レスリングのアジア選手権第2日は19日、ニューデリーで男子グレコローマンスタイルの5階級が行われ、60キロ級東京五輪代表の文田健一郎(ミキハウス)が決勝でキルギス選手を破り、3年ぶりの優勝を果たした。昨年の世界選手権王者の文田は初戦の2回戦から3試合全てを無失点で勝利した。

 67キロ級の下山田培(しもやまだ・つちか、警視庁)と72キロ級の日下尚(くさか・なお、日体大)はともに2回戦で敗れたが、敗者復活で3位決定戦に回った。

 五輪アジア予選で代表入りを目指す97キロ級の奈良勇太(警視庁)は2回戦で敗退。82キロ級の向井識起(むかい・さとき、自衛隊)は1次リーグで3戦全敗に終わった。

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