年内にも人工流れ星放出 宇宙ベンチャーALEの衛星降下開始

 宇宙ベンチャーのALE(エール、東京都港区)は19日までに、平成31年1月に打ち上げた人工流れ星を積んだ衛星初号機「ALE-1」が高度500キロの軌道から400キロに向けて降下を始めたと発表した。

 衛星には、機械器具製造の中島田鉄工所(福岡県広川町)と東北大学が共同で開発した膜展開式軌道離脱装置を積んでいる。衛星から、風呂敷を広げるようにして膜を張り、微小な大気抵抗を利用して、約1年かけてゆっくりと降下していく。400キロへ到達後に衛星から人工流れ星を放出する。

 当初は打ち上げから2カ月後の平成31年3月頃までに降下を始める予定だったが、打ち上げ後の初期試験に時間がかかったため、降下が延期されていた。

 ALEは衛星2号機の打ち上げを令和元年12月に成功。順調にいけば、今年中には人工流れ星が見られるという。同社はエンターテインメント関連の利用を想定している。