白血病と闘っている競泳女子の池江璃花子選手(19)=ルネサンス=が19日、テレビ朝日系の「報道ステーション」に出演し、「ここにいることが奇跡だし、生きていることが奇跡という気持ちに変わった。(病気は)自分の人生にとって大きなターニングポイント」と心境を語った。
インタビューは元テニス選手の松岡修造氏との対談で行われ、18日に収録された。池江選手は昨年2月に病気を宣告された際、「大泣きしたけど、部屋に戻ったらもう頑張るしかないという気持ちになっていた」と振り返った。
池江選手は昨年12月に退院したが、東京五輪出場は断念。現在は2024年パリ五輪出場を目指しており、「覚悟はしている。パリが一番の目標。パリがダメでも次がある」と競技復帰へ強い意欲を示した。