浪速風

閉園する遊園地は時代の流れか

みさき公園のイルカショー=大阪府岬町(提供写真)
みさき公園のイルカショー=大阪府岬町(提供写真)

ああ、またかと思うと寂しいが、仕方がない。昭和32年のオープンから親しまれてきた大阪府岬町の「みさき公園」を3月末で閉園すると南海電鉄が発表した。かつて「南海のドル箱」と呼ばれたが、時代の流れだろう。つい2週間ほど前には東京「としまえん」閉園の報を聞いたばかりだ

▶「乗る人がいなくて赤字になるなら、乗る客を作り出せばよい」と言ったのは阪急電鉄の創業者、小林一三翁である。鉄道を引き、沿線の土地を開発する事業モデルを創造した。都心には百貨店を、郊外には遊園地を。人口が増えた高度成長期、人々は買い物やレジャーを楽しむために電車に乗った 

▶阪急の「宝塚ファミリーランド」、阪神電鉄の「甲子園阪神パーク」、近鉄の「あやめ池遊園地」。今はもうどれもない。岬町は今後、公園として整備する方針という。地元の憩いの場になればと願う。あ、そうだ。ここを忘れちゃいけない。「ひらパー」ガンバレ!