立憲民主党は16日、党大会を東京都内で開いた。次期衆院選を見据え、政権獲得を目標に掲げた令和2年の活動方針を決定した。枝野幸男代表は「すべての取り組みを政権交代への準備につなげる。政権を必ず担う」と決意を表明した。
福山哲郎幹事長は開会式で「結党以来の理念を実現すべく、多くの政策課題を共有し合い、政権交代の準備につなげる大会にしたい」と呼び掛けた。
活動方針では、政党合流に関し「今後も不断の努力を行う」と明記。次期衆院選を「政治の大きな転換点」とするため、野党で過半数超の候補者擁立を目指し、競合する選挙区での候補者調整を急ぐ方針も掲げた。
党大会は平成29年の結党後3回目で、支持者と所属議員らの対話イベントを実施。支持者との交流を重視し、統一会派を組む国民民主、社民両党の幹部は招待しなかった。