大相撲の東前頭筆頭、遠藤(29)=本名遠藤聖大、石川県出身、追手風部屋=が9日、日本相撲協会に「右変形性肘関節症で手術加療を行う予定。術後約3週間の加療が必要」との診断書を提出し、トーナメント大会を休場した。師匠の追手風親方(元幕内大翔山)によると近日中に内視鏡手術で骨片を除去し2~3日で退院できる見込み。
人気の遠藤は1月の初場所で2横綱1大関を破るなど、9勝6敗と活躍。春場所(3月8日初日・エディオンアリーナ大阪)では三役復帰を確実にしている。同親方は「初場所の8日目くらいから調子が悪いと言っていた。春場所に間に合わせるためにここでやることになった」と説明した。