気候変動対応へ新部署 組織改編、「デジタル戦略室」も 栃木

 県は7日、新年度に行う組織改編を発表した。気候変動による災害の激甚化などへの対策を講じるチームや、重要施策と位置付ける未来技術の導入促進に向けた部署を創設する。

 気候変動については、地球温暖化対策課の中に「気候変動適応チーム」を新たに置き、保健環境センターと共同で情報収集や市町への助言などに取り組む。

 地域や企業による人工知能(AI)など未来技術の活用を促すため、総合政策部に「デジタル戦略室」を新設。また行政の効率化や働き方改革に向け、行政改革推進室と情報システム課を「行政改革ICT推進課」に統合する。

 社会福祉施設への指導監査を強化するため保健福祉部に指導監査課を新設し、業務を本庁に集約する。

 児童虐待、ストーカー、ドメスティックバイオレンス(DV)への対応を強化するため、県警本部少年課を「人身安全少年課」に改組。県北児童相談所に「虐待対応課」を新設する。

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