クルーズ船の感染者情報、知らされず 乗客「不満」

 クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客で香港に戻った男性(80)が新型コロナウイルスに感染したことが確認された問題で、乗客の岐阜県本巣市の男性(36)が3日、共同通信の取材に応じ、感染者が乗船していた情報は船内で周知されていないことを明かした。ツイッターを通じ「(感染について)アナウンスがなく、何の情報ももらえないことが不満」と答えた。

 男性によると、3日ごろの船内放送で、予定を早めて同日午後8時ごろに横浜港に到着することや、下船時に乗客を検査する旨の案内があった。一方で感染者の情報は伝えられず、男性は船外の知人からの連絡で事実を知ったという。

 船内で特に混乱はなく、男性は「Wi-Fiは有料のため、インターネットに接続していない人は何も知らない。普段通り楽しそうに過ごしている」とした。