大阪の女性のガイドにも感染 国内8例目 新型肺炎

 厚生労働省は29日、日本人初の感染例となった奈良県在住の60代の日本人男性が運転するバスに同乗していた、大阪府内在住の女性ツアーガイドが新型のコロナウイルスに感染したことを確認したと発表した。国内での感染者はこれで8例目。

 厚労省によると、女性は1月12~17日まで、男性が運転する中国湖北省武漢市からのツアー客が乗ったバスにガイドとして乗った。同月17日夕~22日まで、河南省からの別のツアー客が乗るバスにもガイドとして乗った。

 同月20日に発熱し、東京都内の医療機関を受診。症状が改善されないため、23日に大阪府の医療機関を受診したところ肺炎と診断され、入院となった。29日現在、症状はせきのみとなり、経過観察のため入院している。

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