両陛下と愛子さま、大相撲ご観戦 令和初の天覧相撲

 大相撲初場所を観戦のため、両国国技館を訪問された天皇、皇后両陛下と長女愛子さま。後方は八角理事長=25日午後、東京都墨田区
 大相撲初場所を観戦のため、両国国技館を訪問された天皇、皇后両陛下と長女愛子さま。後方は八角理事長=25日午後、東京都墨田区

 天皇、皇后両陛下と長女の敬宮(としのみや)愛子さまは25日、両国国技館(東京都墨田区)を訪れ、大相撲初場所14日目の取組を観戦された。両陛下の大相撲観戦は平成29年5月以来で、天皇陛下のご即位後は初めて。愛子さまは19年9月以来のご観戦となった。

 ご一家は午後5時過ぎ、観客の大きな拍手に迎えられながら2階貴賓席にご着席。時折、言葉を交わしながら身を乗り出すようにして中入り後の計9番を楽しみ、勝敗が決まるたびに拍手を送られていた。

 日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)によると、皇后さまは取組の合間に「当たり合いがすごいですね」と感想を述べられ、愛子さまは「土俵の高さは何センチですか」と質問されたという。

 陛下は国技館を後にする際、「いい取組をありがとうございました」と謝意を伝えられたという。

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