「止まってくれない県」脱却へ 宇都宮市がモデル事業所に

 県警が協力を呼びかけている「止まってくれない!栃木県からの脱却」モデル事業所として、宇都宮市が宇都宮中央署から委嘱を受けた。岡広志署長が市役所を訪れ、佐藤栄一市長に委嘱状を手渡した。

 市職員が模範的な運転を実践することで、市民の交通安全意識の向上を図る。市は職員の安全運転の啓発を進めるほか、公用車にステッカーで「横断歩道は歩行者優先!」と表示するなどの取り組みを行う。

 県は、日本自動車連盟(JAF)が一昨年調査した「信号機のない横断歩道前での車両の一時停止率」が0・9%で、全国の都道府県ワーストを記録。昨年の結果は13・2%とワーストは免れたが、全国平均の17・1%には届かず、県警は一時停止を訴える啓発活動に力を入れている。

 モデル事業所は宇都宮市のほか、栃木署が栃木市、壬生町に委嘱している。宇都宮中央署の岡署長は「県都から率先して取り組んでもらえれば」と話し、佐藤市長は「身を引き締めて頑張っていく」と答えた。

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