コナミスポーツ体操部が4日、埼玉県草加市で新年の初練習を行った。2019年世界選手権団体総合銅メダルの神本雄也は東京五輪代表入りを見据え、「理想が上がるのに伴って練習の負担も増す。自分に勝つ」と抱負を述べた。得意種目のEスコア(実施点)向上を意識していくという。
16年リオデジャネイロ五輪団体金メダルメンバーの3人も東京五輪を目指す。30歳の山室光史は「パリ(五輪の24年)まではやろうかなと思っている」と現役続行に意欲を示したうえで、「東京五輪は通過点でありながらも(出場に)執着していく」と語った。
昨季、故障に悩まされた田中佑典は「日本代表として背負うものがある中で戦いたい」という。2月のワールドカップ・メルボルン大会に平行棒で出場予定だ。加藤凌平は跳馬のロペスを跳べるまで状態を戻せるかをポイントに挙げ、「リオ五輪で見た景色をもう一度見たいので頑張りたい」と意気込んだ。