「ごろつき」「やくざ」発言 静岡・川勝知事、謝罪するも撤回はせず

自らの暴言について釈明する会見を開いた川勝平太知事=25日、県庁(田中万紀撮影)
自らの暴言について釈明する会見を開いた川勝平太知事=25日、県庁(田中万紀撮影)

 静岡県議らとの面談の場で川勝平太知事が「やくざ」「ごろつき」などと暴言を吐いた問題で、川勝知事は25日に県庁で釈明会見を開き、暴言を発したことを認め「怒りにまかせて極めて不適切なことを言ったことを、衷心よりおわびします。誠に申し訳ありませんでした」と頭を下げた。その上で、県議らから説明や謝罪を求められれば「どのようにも対応する」と応じる意向を示した。ただ、発言の撤回はしないという。

 このやりとりは19日に行われた県議会各会派からの予算要望の中で、県が計画する「文化力の拠点」構想をめぐって交わされた。川勝知事は構想に反対する県議らについて触れた中で「やくざもいる。ごろつきがいる」などと発言していた。

 構想に反対する自民改革会議の県議らを念頭に置いていると思われるが、川勝知事は24日の定例会見に続いてこの日も、誰に対しての発言かという肝心な点を明らかにしなかった。

 川勝知事は発言翌日の20日に自民改革会議から事情説明を求められ、発言そのものを否定。24日の定例会見で報道陣から追及されてもなお発言を認めず、撤回と謝罪の意思はないとしていた。