大野元裕知事は24日、今年最後の記者会見で、今年の漢字一文字に「一」を選んだ。今年は一に関連する出来事が多かったことを理由に挙げた。県内の10大ニュースも発表した。1位にはラグビーワールドカップ日本大会を選び、「(試合会場の)熊谷のおもてなしが高い評価を受けた」と語った。
大野知事は今年の漢字一文字に一を選んだ理由について「まず5月に元号が『令和』に改められ、令和元年で一年だった」と説明。さらに「渋沢栄一が新一万円札の顔に選ばれ、1チャンネルのNHK大河ドラマの主人公になることも決まった」と述べた。8月の知事選で初当選した自身についても触れ「日本一暮らしやすい埼玉を目指し、最初の一歩となるスタートの年を切らさせていただいた」と語った。来年に向けて「最初の気持ち、一を忘れず取り組む」と強調した。