バス会社側に賠償命じる 軽井沢事故、8800万円

 長野県軽井沢町で平成28年に大学生ら15人が死亡したスキーバス転落事故を巡り、男子大学生=当時(19)=の両親ら遺族3人が、バスを運行した「イーエスピー」(東京都羽村市)と同社の高橋美作社長らに計約1億5千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、さいたま地裁(斎藤清文裁判長)は20日、約8800万円の支払いを命じた。

 訴状によると、事故で死亡した運転手が過去の適性診断で問題があると指摘されていたのに、高橋社長らは診断内容を把握していなかった上、十分な訓練もせず、技量が未熟なまま業務に就かせるなどの過失があったとしている。

 事故は28年1月15日未明に発生。大型バスがカーブを曲がりきれず道路脇の崖下に転落した。長野県警は29年6月、業務上過失致死傷容疑などで高橋社長と運行管理者、死亡した運転手を書類送検した。原告側は30年12月に提訴していた。

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