2020年東京五輪の聖火リレーで、大会組織委員会が今年の囲碁タイトル戦「森ビル杯 第57期十段戦」(産経新聞社主催)を制し、初の十段位を獲得した村川大介十段(29)を聖火ランナーに選んだことが17日、分かった。
来年5月25日、故郷の兵庫県のコースを走行する。村川十段は「日本で開催されるオリンピックで、地元を走れるのは感慨深い。無事走り切れるように準備したいです」とコメント。走行日までに、来年の十段戦五番勝負を控えており、「防衛して花を添えたい。いろんな方々の目に触れる機会がある。囲碁界のいいアピールになればと思います」と語った。