政府・与党は16日、来年の通常国会の召集日を1月20日とする方針を固めた。召集日に安倍晋三首相の施政方針演説など政府4演説を行った後、各党代表質問を実施する。政府・与党は1月中に大型の経済対策などを盛り込んだ令和元年度補正予算案を成立させ、2年度予算案の早期の審議入りを目指す。
政府は1月中旬に首相の中東訪問を検討しており、召集日は首相の外遊日程などを考慮した。20日に召集した場合、会期は6月17日までの150日間となる。
来年夏は東京都知事選(6月18日告示、7月5日投開票)や東京五輪(7月24日開幕)を控えている。会期の大幅延長は難しいとみられ、自民党幹部は「(都知事選への影響も考慮して)延長はない」としている。