【衝撃事件の核心】加速する「半グレ」壊滅作戦 大阪府警の真の狙い(3/3ページ) - 産経ニュース

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衝撃事件の核心

加速する「半グレ」壊滅作戦 大阪府警の真の狙い

さらに取り締まり強化

暴力団に属していないがゆえに、暴力団対策法などが適用されない半グレ。全国の警察当局は、一部のグループについて「集団で常習的に不法行為を行う集団」と規定される「準暴力団」と認定し、動きを警戒している。

捜査関係者によると、大阪でも複数の半グレグループが準暴力団に認定されている。ただ、メンバーは所属を把握しにくく、半グレとしての認定が難しい面もある。このほかにも半グレの疑いがあるグループは50近くあるとみている。

そうした中、府警は9月に半グレ対策に特化した会議を初めて開催。刑事部門のみならず、生安部門や交通部門、ミナミ、キタと繁華街を抱える南署、曽根崎署など部門を超えて組織内での情報共有を強化する方針を確認した。

捜査の先に見据えているのは、半グレの背後にいるとされる暴力団の存在だ。

昨年、南署がアビスグループを摘発した際には、経営するガールズバーの売り上げの一部が指定暴力団に流れていたことも判明。規制が厳しくなる暴力団の資金源となる活動を半グレが担っている疑いもある。

府警が今年摘発した半グレのメンバーはこれまでに延べ300人超。昨年から100人以上増加しており、幹部らも相次いで逮捕されている。しかし、ある捜査幹部は「トップが逮捕されても、また新しいグループのトップが出てくるだろう」と警戒を解いていない。府警は、今後も取り締まりを強化する方針だ。