五輪マラソン代表の前田、本番につながる走り ハーフで自己ベスト更新

第38回山陽女子ロードレース大会ハーフマラソン 2位の天満屋・前田穂南=15日、岡山市内(鳥越瑞絵撮影)
第38回山陽女子ロードレース大会ハーフマラソン 2位の天満屋・前田穂南=15日、岡山市内(鳥越瑞絵撮影)

 来年の東京五輪につながる走りだった。15日、岡山市で行われた陸上の山陽女子ロードのハーフマラソンで、東京五輪女子マラソン代表の前田穂南(天満屋)は2連覇こそ逃したものの、日本人最高の2位でフィニッシュ。記録も自己ベストを4秒更新し「目標の1時間8分台ではなかったが、良い形で(今季を)終えられた」と納得の表情を浮かべた。

 スタート直後から先頭集団を牽引。しかし15キロ付近でシャーロット・パデュー(英国)に離されると、「スピードに対応できなかった」とギアを上げられなかった。

 それでも今季は飛躍の1年になった。MGCで優勝して初めての五輪切符をつかむと、11月の全日本実業団対抗女子駅伝でもエース区間の3区で7人抜き。五輪代表らしい貫禄ある走りに、武冨監督も「安定していて波がないので、不安はあまりない」と期待する。

 来年8月8日の五輪本番での目標は金メダル。23歳の日本女子マラソン界のエースは「海外勢のスピードの変化に対応できる柔軟性を五輪までに身につけたい」と力を込めた。