国会議員の歳費が約2200万円で、文書通信交通滞在費や立法事務費を含むと約4200万円に上る。これに公設秘書(3人)の給与、衆参両院の議員会館や議員宿舎の維持費、職員給与などを含めた衆参両院の予算は約1220億円。さらに政党交付金約320億円を加えると計1540億円で、国会閉会中も含めた日割りで1日あたり4億2千万円となる。
税金は1円たりとも無駄にしてはいけない。とはいえ、5千万円の税金の問題で一色となった国会に毎日4億円以上の血税が投入されている。国会議員の感覚は、やはり麻痺(まひ)している。
(政治部次長 酒井充)