「誇りの持てる仕事を」 小田原のせっけん工房で障害者24人、生き生き働く

 当初は他社の下請けのみだったが、自社製品を作ると、働く障害者の意識が変わった。創業時からのメンバーで知的障害がある茅ケ崎市の秋田美香さん(30)は、リィリィのせっけんを街の雑貨店で見つけたという。

 委託製造では、自分たちは黒子の存在だったが、きらびやかな舞台に上がったようで誇らしかった。「ぜひ手に取って、びっくりしてほしい」と胸を張った。

【用語解説】特例子会社

 障害者の雇用を促進し、安定させるために事業主が特別に配慮した会社。特例子会社として認定を受けるには一定の要件を満たす必要があり、親会社は子会社の意思決定機関(株主総会など)を支配していることが条件。子会社には、親会社との人的関係が緊密であることや、雇用される障害者が5人以上で、全従業員に占める割合が20%以上であること、雇用される障害者に占める重度身体障害者、知的障害者および精神障害者の割合が30%以上であることなどが求められる。

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