プロ野球ロッテで4打席連続本塁打を放つなど活躍した醍醐猛夫(だいご・たけお)さんが11日、急性骨髄性白血病のために死去した。81歳。葬儀・告別式は17日午前11時半、東京都文京区大塚5の40の1、護国寺で。喪主は長男、象器(しょうき)氏。
東京・早稲田実業高で王貞治さんとバッテリーを組み、昭和31年夏の甲子園大会に出場。32年に毎日(現ロッテ)に捕手として入団。1年目に113試合に出場するなど活躍した。46年7月に2試合にまたがって4打席連続本塁打をマークし、50年限りで現役を引退した。実働18年間で1775試合に出場して、打率2割3分4厘、81本塁打、472打点。引退後は平成13年にロッテでヘッドコーチを務めるなど指導者としても活躍した。