フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル最終日は7日、トリノで行われ、男子でショートプログラム(SP)2位の羽生結弦(ANA)はフリーも2位の194・00点となり、合計291・43点で2位だった。4連覇した2016年大会以来3年ぶりの出場だったが、男女を通じて史上初の5度目の頂点には届かなかった。
ネーサン・チェン(米国)がSPに続いてフリーも1位の224・92点をマークし、合計335・30点で3連覇。4種類計5度の4回転ジャンプを決めたフリー、合計の得点で自身が持つ世界最高を更新した。ケビン・エイモズ(フランス)が合計275・63点で3位に入った。
羽生はルッツ、ループなど計5度の4回転を着氷したが、終盤に予定した2連続のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)が単発の1回転半になるミスが出た。(共同)