浪速風

令和に思う「今年の漢字」と子供の名前

やはり「和」ではないか。師走の恒例、今年の漢字である。ベタ過ぎるかもしれないが、令和元年だ。きっと「令」も「和」も上位に入るはず…と思っていたら、親御さんにはどちらも不人気だったそうだ。明治安田生命保険が今年生まれた赤ちゃんの名前ランキングを発表した

▶人気の1位はというと、男の子は「蓮」、女の子は「凛」で、主な読み方は「れん」と「りん」だった。「令和」の漢字を使った名前はいずれもトップ10には入らず、昭和の昭子さんや平成の翔平君の時代とは、さま変わりしている 

▶いやいや、ちょっと待て。男の子の2位に入った「新(あらた)」は、昨年の15位から大躍進したらしい。新しい時代に迎えた新たな命への喜びが、そこに込められていると思いたい。同じ日に公表された「犯罪白書」では、児童虐待の検挙件数が15年で6・5倍に増えたという。名前を付けたその日の思いを忘れてほしくない、と願うばかりだ。