堺市、不正受給などの職員2人を懲戒処分

 堺市は29日、通勤手当の不正受給など複数の不正行為をしたとして、財政部の男性職員(41)を同日付で懲戒免職処分としたと発表した。

 市人事課によると、職員は平成30年2月から今年7月までの1年5カ月間、自宅から市役所までの約10キロを原付きバイクで通勤していたにもかかわらず、偽造した定期券のコピーを所属長に提出。通勤手当約13万円分を不正に受給したとしている。

 さらに今年8月、休暇を取得したのにタイムカードを打刻し、あたかも出勤したかのように偽装。9月以降、病気休暇を取得しながら旅行などに出かけたり、公務員に禁止されている副業を行ったりしたという。

 また、同市教委は29日、JR大阪駅ホームで女性のスカート内を盗撮したとして今年8月に都島署から書類送検された学校教育部の男性職員(33)を停職6カ月とした。職員は同日付で退職した。

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