神社のイチョウ 強風被害から復活 大阪・八尾 - 産経ニュース

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神社のイチョウ 強風被害から復活 大阪・八尾

神社のイチョウ 強風被害から復活 大阪・八尾
神社のイチョウ 強風被害から復活 大阪・八尾
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 平成29年8月の大雨と強風により、大枝が折れるなどの被害が出た地域のシンボルのイチョウの木が復活の兆しを見せている。大阪府八尾市南本町の矢作神社境内に立つ巨木で、今年は、折れた枝から再び芽吹いた葉が、黄金色に色づき始めた。威容を取り戻しつつあるイチョウに、地域の住民たちも喜んでいる。

 樹齢600年を超えるとされるこの木は、「矢作神社の大銀杏(おおいちょう)」として知られる。幹が途中から「Y」の字のように分かれる珍しい形状。地元では、幹の所々にある乳房状に垂れた部分の薄皮を煎じて飲むと、乳房の病や母乳の出に効果があるとの言い伝えがある。

 友田昭宮司(62)によると、29年8月5日夜、台風5号の接近に伴う大雨と強風により、南側の大枝が折れた。無残な姿に、住民からは「元に戻るだろうか」などと心配する声が上がったという。

 その後、折れた枝を剪定(せんてい)するなどしたところ、再び大きく育ち、葉が覆い茂るまでになった。ただ、7~8メートルあった高さは、まだ5~6メートルほど。友田宮司は「老木ながら生命力が強い。元の大きさに戻るまでは多少時間がかかるだろうが、元気になってよかった」と話す。

 秋が深まるにつれて黄金色に変色。12月には見頃を迎えそうだ。