サザエさん20年後、実写ドラマ化 成田凌、タラオ役に自信

20年後のサザエさん一家を描く実写ドラマで、就活中のタラオを演じる成田凌(兼松康撮影)
20年後のサザエさん一家を描く実写ドラマで、就活中のタラオを演じる成田凌(兼松康撮影)

 ■23歳 就活に悩み

 今年10月で、放送50周年を迎えた人気アニメ「サザエさん」の20年後が実写ドラマで描かれる。天海祐希主演のフジ系「磯野家の人々~20年後のサザエさん~」(24日午後8時)。タラちゃんことフグ田タラオを演じる成田凌(25)は「家族みんなで集まると感動した。まさにサザエさんでした」と語る。

 20年後の磯野家。31歳のカツオは商店街の洋食店のシェフだが、経営がうまくいかず何度目かの挫折の危機。29歳のワカメは自分のデザインが採用されずに悩むアパレル関係のデザイナー。そして23歳のタラオは就活中だが、やりたいことが見つからず…。誰もが知る有名な一家だが、「20年たっているので、未知の領域に飛び込む気持ち」だったという。アニメなどで特徴的なタラちゃんの語尾などは「僕がやるとトゥーマッチ(やりすぎ)になるので、一人の青年としてこうなっているだろうなという部分を崩さずに演じた」と明かす。

 自身は就職活動の経験はないが、「美容学校に通っていたので、周りのみんなが就活に悩む現実を見てきた。作り笑いをしたり、未来が見えない漠然とした不安を参考にした」という。

 収録現場はとにかく明るかった。実は波平のトレードマークともいえる頭頂の一本毛は今回、CGで表現しているが、収録現場ではもちろん見えず、「外に出たら揺れたりするのかな」などと、出演者同士で大いに会話が盛り上がった。

 収録は約1カ月。「ずっと続いてほしいと思った。だからアニメの『サザエさん』はこんなに続いているんだな」と実感した。「視聴者のみなさんがどう感じてくれるのか楽しみ。みなさんの想像するタラオでいられているか、僕自身も興味があります」と、20年後のタラオの姿に自信を見せた。(兼松康)