日本オリンピック委員会(JOC)と日本パラリンピック委員会(JPC)が来年の東京五輪・パラリンピック後にメダリストを集めた合同パレードを実施する見通しとなったことが18日、複数の関係者への取材で分かった。初めて実現した前回リオデジャネイロ大会後に続いて2度目となる。
大会組織委員会は招致決定から、五輪とパラリンピックの一体感醸成に力を入れており、合同パレードはその総仕上げとなりそうだ。関係者によると、時期はパラリンピックが閉幕した後の9月末から10月初旬を想定。警備問題などから早めの準備に着手し、場所は前回と同じ東京の銀座を軸に検討を進めるという。
メダリストによる凱旋パレードは2012年ロンドン大会後に五輪メダリストのみで行われ、約50万人が集まった。リオ大会後は五輪、パラリンピックの合同で開催。銀座・日本橋エリアの沿道を約80万人が埋め、東京大会へのキックオフを象徴するイベントとなった。