プロリーグ設立準備委員会を立ち上げ 日本ラグビー協会

日本ラグビーフットボール協会の清宮克幸副会長=7月、東京・大手町(山田俊介撮影)
日本ラグビーフットボール協会の清宮克幸副会長=7月、東京・大手町(山田俊介撮影)

 日本ラグビー協会は13日の理事会で、2021年秋の開幕を目指す新プロリーグの設立準備委員会を発足させた。清宮克幸副会長を委員長に、協会理事ら13~14人で構成。来年1月までにリーグ参入要件などを策定して発表する予定。社員選手とプロが混在する現行のトップリーグ(TL)16チームからも5~6人の代表者が委員となり、協議に加わる。

 清宮副会長は7月にプロリーグ構想を発表。ワールドカップ(W杯)日本大会の12会場を拠点とするチームで発足させたい考えを示し、詳細は11月に発表すると説明したがやや遅れる形となった。理事会後に会見した清宮副会長は「一つずつ段階を踏んで上っていく。TLの資産をうまく使いながらプロリーグを立ち上げる。TLの人たちの意見ももっと聞かないといけない」と話した。

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