【軍事ワールド】米軍が「限界」 脅威に対処する能力が瀬戸際に (4/4ページ) - 産経ニュース

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米軍が「限界」 脅威に対処する能力が瀬戸際に 

 戦闘機と攻撃機の数が必要数の8割にとどまっているほか、パイロットの不足などをこの評価の理由にあげている。また海兵隊も「限界」で、近接支援を行う武装ヘリなど海兵隊配備の航空機の維持や保守要員の不足などがマイナスとなった。

 報告書は「(米軍は)現在の作戦と準備レベルの維持に人的・物的資源が振り向けられているため、近代化プログラムは苦戦している」としたうえで、「現在の姿勢では、米軍は重要な国益を守るとの要求に、わずかしか応えられない」と結んでいる。

 なかでも海軍には「水平線の向こうに警告を示す不吉な雲が見えている」との表現で、進路を変えるなら今だとの警鐘を鳴らしているが、まずはドックから作らねばというのは、「おいしいおにぎりを食べたいから、まず水田を作ろうや」という状態ともとれる。トランプ米大統領が北大西洋条約機構(NATO)や日本に軍事的対処能力の向上を求めるのも当然か。