日本がベネズエラに8-4で勝利、プレミア12初戦

8回、犠飛を放った鈴木誠也はベンチ前でナインとタッチを交わす=桃園国際野球場(長尾みなみ撮影) 
8回、犠飛を放った鈴木誠也はベンチ前でナインとタッチを交わす=桃園国際野球場(長尾みなみ撮影) 

 野球の国際大会「第2回プレミア12」で、野球日本代表は5日、台湾の桃園で1次ラウンドB組の初戦となるベネズエラ戦に臨み、8-4で勝利した。

 日本は1点を追う五回に菊池と鈴木がそれぞれ適時打を放ち、逆転に成功。六回に3連打を許すなどして3失点したが、八回に相手救援陣の乱れに乗じて6点を奪って再逆転すると、九回は守護神の山崎が完璧に締めた。

 プレミア12は、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)の世界野球ランキング上位12位までの国・地域が出場。1次ラウンドは4チームずつA~Cの3組に分かれ、韓国、台湾、メキシコで実施される。B組の日本は6日にプエルトリコ、7日に台湾と対戦する。

 各組上位2チームが、日本での2次ラウンドに進出。上位2チームが対戦する決勝と3、4位が対戦する3位決定戦は、17日に東京ドームで開催される。2020年東京五輪の予選を兼ねており、最大で2チームに出場権が与えられる。

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