千葉・福島豪雨

千葉・茂原の大型商業施設、11月3日に営業再開

 従業員約100人と買い物客約50人が2階に避難。従業員らは1階の生鮮食品売り場から水に漬かっていない飲食品を集めて2階に運び、備蓄していた毛布などとともに客らに配った。

 翌朝、1階部分を確認すると壁などに約60センチの高さまで水が達した痕跡があり、少しでも水に漬かった食料品や衣類などの商品は廃棄せざるを得なかった。金曜日の25日は週末に備えて商品を多めに仕入れており、被害額は5千万~6千万円に上るという。床下に電源を設置していたため、レジや冷蔵設備も使えない状態になった。電気系統を元に戻す費用も必要になる。

 浄水タンクのポンプも故障し、断水の解消は11月1日になる見通し。水道の復旧を待って1、2日に施設内を清掃し、消毒作業は夜間実施する。当初は復旧に2週間ほどを見込んでいたが、一部店舗を除いて3日午前10時に営業を再開することを決めた。

 麻生社長は「商品を捨てるのはつらく、胸が痛んだ」と表情を曇らせた一方、「みんなの協力で思ったより早く復旧できそうだ。これからもめげずに頑張っていきたい」と前を向いた。(白杉有紗)