山本浩教授「100点の答えがない問題だ」 五輪マラソン札幌案

 法政大学スポーツ健康学部の山本浩教授「外国人からしたら東京も札幌も大差ないという感覚なのかもしれない。今、五輪招致に立候補しようとする都市があっても住民投票で反対されることが多く、IOCは失敗した五輪の記憶を残したくない。『安全に開催したい』という考えはおかしくはない。ただ、準備を早くから始める日本の国民性からしたら納得のいかない人もいるだろう。東京から変えない方がいいと言って、五輪本番で気温が40度近くまで上がるかもしれないし、一方で札幌に移したら東京で準備してきたことの意味がなくなる。100点の答えがない問題だ」

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