バグダディ容疑者の遺体、水葬に 急襲作戦の映像を公開へ

 【ワシントン=黒瀬悦成】米主要メディアは28日、米軍の急襲作戦によりシリアで死亡したイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)の指導者、アブバクル・バグダディ容疑者の遺体が米軍によって海に水葬されたと伝えた。

 遺体を水葬にしたのは、同容疑者の信奉者らが遺体を掘り起こしたり、埋葬場所がイスラム過激派の「聖地」になったりするのを防ぐため。国際テロ組織アルカーイダの指導者で2011年5月に米軍部隊に射殺されたウサマ・ビンラーディン容疑者の遺体も同様の措置がとられた。

 米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長は28日の記者会見で、遺体について「適切に処置された」と述べるにとどめた。

 ミリー氏はまた、バグダディ容疑者への急襲作戦の模様を撮影した動画と写真があることを明らかにし、公開に向けて機密指定解除の手続きを進めていると説明した。

 トランプ大統領は27日、バグダディ容疑者が自爆して死亡する直前、「泣き叫びながら逃げ回った」と説明しており、そうした生々しい映像が公開の対象となるかも注目される。

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