台風19号

信玄公が築いた御勅使川旧堤防の石積み一部陥没 南アルプス

石積みの一部が陥没した御勅使川旧堤防=南アルプス市有野(市教委提供)
石積みの一部が陥没した御勅使川旧堤防=南アルプス市有野(市教委提供)

 県教委は、台風19号の影響で南アルプス市有野の国指定史跡「御勅使川(みだいがわ)旧堤防」の石積みの一部が陥没したと発表した。堤防は「信玄堤」(甲斐市)とともに戦国武将の武田信玄が築いたと伝えられている。

 県教委によると、堤防の三番堤と呼ばれる場所の石積みが1平方メートル四方ほど陥没。中を見たところ、約1・4メートル×約1メートルの空洞が確認されたという。

 被害は軽いものの、県教委と市教委は周辺を立ち入り禁止にし、専門家を交えて対応を検討している。

 県内は台風19号で河川の大規模な氾濫が起きず、インターネット上では「信玄堤が甲府盆地を水害から守った」といった書き込みが相次いでいた。

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