アカウント特定の正当性強調 国民幹部 森氏質問通告

 国民民主党の舟山康江参院国対委員長は23日の記者会見で、同党の森裕子参院議員の質問通告問題をめぐり、関係するツイッターの匿名アカウントの特定を野党調査チームが求めていることに関連し「公益性のある内部告発とは全く種類が違う」と指摘し、正当な手段だとの認識を強調した。

 舟山氏は「公益性のある内部告発は本人の身分、立場を守っていかなければならない。ただ、特定の個人を攻撃するためとか、公益性がどこにあるか分からないものを、いたずらに外に漏洩(ろうえい)させて混乱を生じさせるのは、問題が全然違う」と語った。

 野党の調査チームは、旧民主党政権で官房副長官を務めた松井孝治氏に資料画像を提供したとされる匿名アカウントの特定を求めている。省庁の内部システムの画面を印刷したもので、15日の参院予算委員会で質問に立った議員ごとに、省庁が質問内容を把握した時間などが記されており、松井氏が官僚の労働環境に対する問題提起として期間限定で公開していた。

 一方、国民の玉木雄一郎代表は21日、記者団に「内部告発を保護する観点からすると、特定することで萎縮効果を与えてもいけない」と調査に慎重な姿勢を示しており、党内で認識の温度差があらわになっている。

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