スポーツの秋を感じさせる番組が上位に連なった。
すっかり日本中を熱狂の渦に巻き込んでいるラグビーワールドカップ(W杯)だが、数年前はどの程度盛り上がるのか不安視する声もあり、放映権獲得に名乗りを上げたのはNHKと日本テレビだけだった。
日本代表の史上初ベスト8進出が決まったことを受け、NHKは当初予定していたBSでの放送を地上波に変更。大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」などを休止して生中継した試合の平均視聴率は41・6%(関東地方)、瞬間最高視聴率49・1%(同)で、今年放送された全番組で1位となった。好カードも多く、日本代表戦以外も高視聴率になっている。
令和初の木村拓哉連ドラ主演として大々的に宣伝された「日曜劇場・グランメゾン東京」がスタート。初回放送はW杯日本戦放送と重ならず、視聴率2桁を死守した。(那)
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(1)ラグビーワールドカップ2019日本×南アフリカ(19時10分~21時26分)
NHK 41.6
(2)NHKニュース7(20日) NHK 24.1
(3)連続テレビ小説・スカーレット(15日) NHK 20.4
(4)テレビ朝日開局60周年記念・木曜ドラマドクターX・外科医・大門未知子
朝 日 20.3
(5)ニュース645(20日) NHK 17.4
(6)ラグビーワールドカップ2019日本大会ニュージーランド×アイルランド
日 本 16.5
(7)月曜から夜ふかし秋の日本の大大大問題一斉調査SP 日 本 15.6
(8)テレビ朝日開局60周年記念相棒 朝 日 15.4
(9)1億人の大質問!?笑ってコラえて!3時間SP 日 本 14.8
(10)news every.・第3部(14日) 日 本 14.7