千葉・野田では力石をお披露目 即位礼に合わせ

お披露目された八幡神社の「力石」=千葉県野田市(江田隆一撮影)
お披露目された八幡神社の「力石」=千葉県野田市(江田隆一撮影)

 千葉県野田市今上の八幡神社では、県内で最古級とされる「力石」がお披露目された。即位礼正殿の儀に合わせて設置場所を整備。「五十六貫目」(210キロ)と刻まれた力石を前に、整備完了の報告を兼ねた奉祝祭が開催された。

 力の強さが大切だったかつての農村では、若者が重い石を持ち上げて力自慢を競い合った。そうした石は「力石」として神社に奉納された。八幡神社では境内の土留めに転用された「力石」があり、長く銘文は「明治4年」と読まれていたが、近年になって江戸前期の「万治4年」(1661年)と判明したという。

 全国でも古いとされることから、染谷明久氏子総代ら地元有志が、埋もれていた石を掘り出し、改めて奉納することを決めた。地域の人たちは「ふるさとの宝」としてよみがえった力石に笑顔を見せていた。

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