ラグビーW杯

「ファン、日本という国に感謝」ジョセフHC 福岡「全部出し切った」

 ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会で世界ランキング6位の日本が20日、東京都調布市の味の素スタジアムで行われた準々決勝で、優勝2回を誇る同4位の南アフリカに3-26と完敗し、初のベスト4入りはならなかった。ジョセフHCは「本当に誇りに思っている」と選手たちにエールを送った。主な談話を次の通り。

 ■ジョセフ・ヘッドコーチ「ファン、日本という国に感謝したい。選手は勇気、強い決意を持って最後まで頑張った。本当に誇りに思っている。この結果を受け入れてさらに前進していく」

 ■リーチ主将「残念ながら南アの方が勝ったが、素晴らしい経験だった。日本はこれから、ますます強くなっていく。アジアで初の準々決勝に進出し、歴史をつくれたのは監督、ファンのおかげだ」

 ■WTB福岡「全部出し切った結果。自分たちの目標は達成できた。今までやってきてよかったと思うと涙が止まらなかった。悔いはない。これが日本代表だと誇れるチームができあがった」

 ■HO堀江「自分たちが出せることは全部出した。最高のチームだった。最後まで諦めない姿を全員が持っていた」

 ■WTB松島「ほっとした気持ちもあるが、もう少しやりたかった。目標の準々決勝に進出できたのは自信につながったし、そこを経験できたのはこれからの日本代表にとって、すごくいい経験だった」

 ■CTB中村「世界との差を感じ、悔しい気持ちは当然ある。だが、目標の決勝トーナメント進出は達成できたので、このチームを誇りに思う」

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