プロ野球400勝投手の金田正一氏が死去

金田正一氏=6月7日(荒木孝雄撮影)
金田正一氏=6月7日(荒木孝雄撮影)

 プロ野球で通算400勝を達成した元巨人投手の金田正一(かねだ・まさいち)さんが6日、急性胆管炎による敗血症のため東京都内の病院で死去した。86歳。

 金田さんは愛知県出身。享栄商(現享栄高)を中退して昭和25年、国鉄に入団。184センチの長身から投げおろす本格派の左腕投手として入団2年目の翌26年に22勝を挙げ、以後14年連続で20勝を達成した。33年の巨人との開幕戦(後楽園)では、当時ルーキーだった長嶋茂雄から4打席連続三振を奪った。

 その後、巨人へ移籍し、44年10月10日の中日戦で通算400勝を達成。このシーズン終了後に現役を引退した。通算成績は400勝298敗、防御率2・34、4490奪三振で、通算勝利数と奪三振は現在もプロ野球の最多記録。最多勝3度、最多奪三振のタイトルは10度獲得しており、背番号34は巨人で永久欠番になっている。

 引退後は2度にわたりロッテの監督に就任し、49年には日本一を達成。63年に野球殿堂入りを果たした。野球解説者として独特の辛口でも人気を集め、「カネやん」の愛称でも親しまれた。また、日本プロ野球名球会の初代会長として野球の普及活動などにも尽力した。

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